ウェイト転送時のオプションが、Blender 2.77aでは従来と変更になっています。
従来は「Source Layers Selection(転送元レイヤーの選択)」で頂点グループにつきアクティブだけか全グループかを選択し、全グループのときは「Destination Layers Matching(対象レイヤーとのマッチ方法)」で名前か順番を選択することができました。
ところが、2.77aでは「Source Layers Selection」でマッチする方法を、「Destination Layers Matching」で頂点グループの範囲を選択するようになっています。つまり、従前と選択内容が入れ替わっています。
しかも、従前は頂点グループの範囲を「Active Layer」から「All Layers」に変更すると、マッチ方法が自動的に「by Name」に切り替わってくれましたが、2.77aではこの自動切り替えが無くなりました。
ということで、2.77aでウェイト転送をする場合、「Destination Layers Matching」で頂点グループの範囲(アクティブだけか、全グループか)を指定し、さらに「Source Layers Selection」を確認する(全グループなら名前か順番に選択し直す)必要があります。
ウェイト転送そのものは機能するので、問題点はラベル表示と選択内容が合致していないという点だけです。UIのわりと単純なバグなので、いずれ修正されると思います。
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Blender 2.77aのウェイト転送は要注意!
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